津軽新報
平成27年1月7日(水)付紙面から
■記録的なドカ雪、黒石の最深積雪120センチ

 記録的なドカ雪で、黒石市にある県産業技術センターりんご研究所の観測によると、今冬の最深積雪は120センチに達した。平年の4.6倍。1月初めとしては“25年豪雪”を上回る。

 12月、最も雪が多かったのは27日の97センチ。徐々に減って31日には66センチとなったが、連日のドカ雪で2日に118センチ、3日には今シーズン最高の120センチに達した。同研究所の観測で積雪が1メートルを超えたのは4年連続だ。除雪車の一斉出動は同市で早くも9回。官も民も雪との戦いに悲鳴をあげている。

■大雪の中、田舎館村八反田で年縄奉納裸参り

厳しい寒さの中、練り歩く 田舎館村八反田で1日、年縄(としな)奉納「裸参り」が行われた。地元の有志約20人が、地区の八幡宮へ全長約21.5メートルの真新しい年縄を奉納。五穀豊穣(ほうじょう)、無病息災を願った。

 午前9時半すぎには会館前に上半身裸で白短パンとサラシ、締め込み姿の“男衆”が勢ぞろい。年縄とわら樽、大きな鏡餅を運びだし、ホラ貝と太鼓の音を響かせながら練り歩いた。この日は朝から大雪で天気は最悪の状態。神殿に奉納したあと、鳥居に新しい年縄を飾り、今年の豊作や地区の安全、地域住民の健康を祈った。

主な掲載記事
□2015津軽南市町村課題/平川市
□名称は「花岡荘」から「花岡プラザ」に/青森市浪岡
□ほるぷ子ども館ではクイズで本に親しむ/黒石
□田舎館村の成田さん、米―1で銅賞に
□青森市浪岡の69歳男性、除雪用具が抜け落ちてけが
□記録的なドカ雪、黒石の最深積雪120センチ
□大雪の中、田舎館村八反田で年縄奉納裸参り
□写真特集/藤崎町常盤地区年縄奉納
平成27年1月7日(水) きょうのメモ
黒石市
■市教育研究所冬休み親子科学教室 産業会館 午前10時
■乳児健診 スポカルイン黒石 午後0時15分
■追子野木地区新年会・祝賀会 追子野木会館 午後6時
平川市
■県りんご協会新春剪定大会 新館・園地 午前10時
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