津軽新報
平成27年1月6日(火)付紙面から
■初挽きで意欲も新たに/黒石・津軽こけし館

多くのファンが集まった 黒石市の津軽こけし館で2日、新春恒例の初挽(び)きが行われ、この1年の伝統工芸の発展へ意欲を新たにした。

 昨年に続き、津軽こけし工人会会長の阿保六知秀さん(64)=花巻=が務めた。白装束に身を固め、ろくろがまわる軽快な音とともに今年最初のノミを入れ、高さ30センチの「本人型末広花ボタン」を完成させた。阿保さんは「温湯こけしの原点を踏まえ、工夫を凝らしたこけしを作り、コンクールにも挑戦したい」と意欲満々。おしるこの振る舞いやミニライブ、福もちまき大会、福袋販売などで盛り上げた。

■黒石市乙徳兵衛町で火災、住宅2棟を全焼

2棟を全焼した火災 3日午前7時10分ころ、黒石市乙徳兵衛町の83歳無職男性方から出火し、木造モルタル一部2階建て住宅約200平方メートルを全焼。さらに隣接する商店経営73歳女性方に延焼し、木造モルタル一部2階建て店舗兼住宅を全焼した。

 この火災で、火元の男性と家族2人が煙を吸うなどして黒石病院に救急搬送された。3人はいずれも軽症。出火原因など詳しい状況について捜査中。

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平成27年1月6日(火) きょうのメモ
黒石市
■ちびっこ相談 西部地区センター 午前9時30分
藤崎町
■新年互礼会 ふれあいずーむ館 午後3時
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