津軽新報
平成26年1月16日(木)付紙面から
■田舎館村大根子で伝統の「カパカパと福俵」

カパカパと福俵 田舎館村大根子地区で12日、小正月の伝統行事「カパカパと福俵」が行われた。手作り人形と福俵を持った子どもたちが家々をまわり「舞い込んだ、舞い込んだ、福俵が舞い込んだ」と無病息災、家内安全を願った。

 約120軒を訪問した。神主と、大黒様に扮(ふん)した子を先頭にした一行は人形を玄関先に置き「舞い込んだ、舞い込んだ、福俵が舞い込んだ。12万8000俵、どっさ〜り、どっさ〜りと舞い込んだ」と歌い、俵をころがし“福”を呼んだ。訪問を受けた女性は「子どもたちが少なくなっているように感じる。これがないと一年が始まった気がしない。」と話していた。

■人気の「ひなこけし展」始まる/津軽こけし館

春を呼ぶひなこけし展 黒石市の津軽こけし館で11日、特別展「楽しい、ひなこけし展」が始まった。全国11系統の産地から57工人が参加。愛らしいひなこけしで春の息吹に包まれている。3月20日まで。

 昨年、みちのくこけし祭りで2度目の内閣総理大臣賞に輝いた笹森淳一さん(津軽系)の「ボタンびな」は、胴模様のボタンがおめでたい「鶴」と「亀」の形をした作品。繊細な筆づかいの笹森さんの本領が発揮されている。初日に母親と訪れた近くの山谷花穂さん(東英小3年)は「毎年、見に来るが楽しみ。ひなこけしは小さくてかわいいところが好き」と話していた。

主な掲載記事
□人気の「ひなこけし展」始まる/津軽こけし館
□「釣竿片手にバスで津軽旅行」浅瀬石川編(39)/根深誠
□田舎館村垂柳では唱歌カルタを楽しむ
□黒石市学校適正配置(統廃合)、六郷小で見学会
□県りんご研究所観測、黒石市の積雪は78センチ
□田舎館村大根子で伝統の「カパカパと福俵」
□多くの小・中学校で2学期始業式/津軽南地域
□写真特集/黒石、平川、田舎館、浪岡成人式
平成26年1月16日(木) きょうのメモ
黒石市
■青森銀行黒石支店120周年祝賀会・後援会合同新年会 松安閣 午後6時
大鰐町
■青森県スキー選手権大会(全日本・国体予選)選抜マスターズ開会式 鰐come 午後4時
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