平成24年8月1日(水)付紙面から

■67台が威風堂々と/黒石ねぷた祭り開幕

いざ、出陣!御幸公園を続々と出発する黒石ねぷた。城下町を威風堂々と行進した 小城下の夏の夜空を焦がす黒石ねぷた祭りが30日、開幕した。審査・合同運行が行われ、人形、扇を合わせた67台が堂々と行進。人形の部最優秀に贈られる知事賞は、追子野木地区子ども会育成連合会が2年連続で獲得。扇大型の部最優秀の市長賞には、3年連続で前田屋敷ねぷた愛好会が輝いた。ねぷた祭りは5日まで。

 人形8台、扇59台のねぷたが集結した。市役所前の審査会場では、赤々と燃える炎の武者がグルリと引き回され、沿道を埋めた観客から盛んな拍手。旧家が軒を連ねる中町のこみせ通りでも堂々の行進を繰り広げ、軒下に約300個のねぷた灯ろうが揺れる独特の祭り情緒のなか、ねぷたの引き手、観客が一体となり、城下町・黒石ならではのねぷたの魅力を満喫した。
津軽新報

■真夏の暑さで水稲の生育も進む/黒石市で走り穂

真夏日が3日連続。つがるロマンの走り穂も見られた(30日・黒石市) 猛暑が到来し、3日連続の真夏日を観測した黒石市で30日、今年最高の33.1度を記録した。回復傾向にある水稲は、主力品種「つがるロマン」の走り穂が見られるようになり、農家はホッとしている。

 アメダス観測によると28、29日とも30.8度に達した同市では30日も朝から気温がうなぎのぼり。真夏の青空が広がって市民は「暑い、暑い」を連発し、悲鳴をあげた。30日に「つがるロマン」の走り穂が見られたのは長坂に近い東野添地域。真夏の暑さが続けば出穂は進みそう。水稲の生育はスタートが遅れ、回復傾向を見せ始めているだけに農家はホッとしている。

平成24年8月1日(水) きょうのメモ
黒石市
■中野もみじ山納涼床 正午・午後6時(12日まで)
■夏もみじ光のファンタジー 中野もみじ山 午後6時(12日まで)
■東地区ねぷた合同運行 黒石東小(出発) 午後7時
大鰐町
■大鰐温泉ねぷたまつり合同運行 大鰐中学校(出発) 午後7時

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