もうすぐ収穫時期を迎えるサクランボが不作で、黒石市では園地によって皆無に近い深刻な状況のところもある。栽培農家は５月初旬の雨や低温が影響したと分析。牡丹平の旧国道１０２号沿いにある芳樹園２号園（代表・佐藤昭也氏）は、サクランボ狩りを中止とした。「（今年で）２２年になるが、こんなに（実が）なっていないのは初めて」。佐藤さんの話では５月初旬の雨と低温が影響したらしい。確かにアメダス観測（黒石市）では５月３日から雨が続き、直後に低温となった。「この雨で人工授粉のタイミングを逃してしまった」。ほとんどが不受精となった。「リンゴのカラマツと同じだ」という。今年のサクランボは全般的に不作で、地域、園地による差が極めて大きいという。
柏木農業高校の生徒が生産した農作物や加工品を販売する「柏農市」が１３日から始まった。初日は、新鮮で安い野菜や花などを買い求める人が看板に誘われるように開店時間前から並ぶ人気になった。空き教室やハイテク温室でＬＥＤ栽培したホウレンソウ、ブロッコリーなどの野菜が１００円、三色卵「元気卵」（１０個）２００円、かしわみそ２００円、マーマレード２００円、黒房すぐりジャム３００円など。「柏農市」はこのあとも、７月１０日、８月２１日、９月１２日、１０月９日の午前１０時半〜午後０時半、市役所通りの商工会館隣接地で開かれる。
黒石市
■市民公開講座 松安閣 午後４時
平川市
■前期ジュニアリーダー研修 白岩森林公園（１７日）
藤崎町
■藤崎いきいき生活大学開講式 常盤生涯学習文化会館 午前１０時
■さわやかラブリーコーラスコンサート ぽっぽら 午後７時