津軽新報
平成31年1月5日(土)付紙面から
■中畑さんが新年恒例の打ち始め/田舎館村

日本刀の打ち始め 田舎館村の刀匠、中畑貢=号は國廣=さん(76)が2日、自宅鍛冶場で日本刀の打ち初めを行い、制作に意欲を高めた。

 烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)などの伝統的な衣装に身を包んだ中畑さんと、手入れなどを学ぶ「刀剣正宗なでしこの会」の6人が参加。中畑さんは「なでしこの会の参加もあり、明るく新年最初の作業に臨めた。ひと振りでも多く美しい日本刀を制作し、後身の育成にも励みたい」。

■こけし初挽き、制作への決意を新たに

こけし初挽き 黒石市の津軽こけし館で営業始めの2日、初挽(び)きが行われた。白装束に身を固めた工人が今年最初のこけしを作り、伝統工芸の発展にかける意欲を新たにした。

 阿保正文工人(35)が今年最初ののみを入れ、ろくろが回る軽快な音を響かせながら高さ約30センチの「本人型」を完成させた。初挽きを務めるのは2年ぶりで「この1年、いいこけしがたくさん作れるよう決意を込めた」と意欲を新たにした。

主な掲載記事
□中畑さんが新年恒例の打ち始め/田舎館村
□こけし初挽き、制作への決意を新たに
□市町村の課題(1)黒石市
□藤崎町常盤で年縄(としな)奉納
□平成から新元号へ、官公庁で仕事始め
□写真特集/黒石市中部市区老連昔遊び交流
平成31年1月5日(土) きょうのメモ
青森市浪岡
○魅力あるチラシ作成講座|中央公民館|午前10時(6日まで)
○交流センターあぴねす新春餅つき会|午前10時

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