津軽新報
平成30年1月18日(木)付紙面から
■伝統「カパカパと福俵」/田舎館村大根子

カパカパと福俵 田舎館村大根子で14日、伝統行事の「カパカパと福俵」が行われた。神主などの衣装に身を包んだ子どもたちが地区の世帯を訪問。「シナコ」と呼ぶ人形を置き、俵を玄関で転がして家内安全を願った。

 玄関で神主役がおおぬさを使って厄払い。大黒天役が「舞い込んだ、舞い込んだ。福俵が舞い込んだ。どっさり、どっさりと舞い込んだ」と歌い、俵を転がしては戻し、福を呼び込んだ。70代と60代の夫婦は「私たちが子どものころはなかったが、息子が参加していた。『今年もこの季節がやってきた』という気持ちになる」と目を細めた。

■本番に向け、課題を探る/イッツオーケー

スノーアート練習 田舎館村を中心に活動するスノーアーティスト集団「It's OK!」(イッツオーケー・田澤謙吾代表)が13日、今年最初の練習を行い「冬の田んぼアート」で描く模様を確認した。

 方角や角度を正確に測ることができる方位磁石「オリエンテーリングコンパス」を使い、歩数と角度を参考に正六角形を描いた。会員からは「まっすぐ歩くには遠くを見るのが一番だが、全員の歩幅を合わせるために足元にも注意しないといけない。二つを同時に気にかけるのが大変」といった声が聞かれた。冬の田んぼアートは、道の駅いなかだて「弥生の里」で2月9〜12日。9日に制作する。

主な掲載記事
□伝統「カパカパと福俵」/田舎館村大根子
□本番に向け、課題を探る/イッツオーケー
□豪州に職員を派遣へ、誘客目指す/黒石市
□県スキー選手権大会が開幕/大鰐町
□児童生徒展で平川市民文化祭が開幕
□写真特集/チャレンジ青森ソフトテニスプロモ
平成30年1月18日(木) きょうのメモ
黒石市
○浅瀬石地区一人暮らし世帯の交流会|公民館出発|午前9時40分
○1歳6カ月児健診|スポカルイン黒石|午後0時30分
藤崎町
○わたしの商品づくり&販売入門講座|文化センター|午前10時

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