津軽新報
平成30年1月13日(土)付紙面から
■冬の風物詩、ずぐりの製作/津軽こけし館

小島さん 冬の津軽を代表する遊び、ずぐり回し。黒石市の津軽こけし館では2月の全日本選手権を前に、製作の最盛期を迎えている。小学3年用の国語の教科書でも紹介され「全国から問い合わせや注文が舞い込んだ。楽しさをさらに広めたい」と期待している。

 故小島俊幸工人の長女・利夏さん(38)が「ずぐり作りは、こけしの基本」と修業のために手がける。国語の教科書で紹介され、こけし館には全国から問い合わせや注文が相次ぐ。「雪の上で回すのが珍しいようだ。昨年5〜6月には、問い合わせが殺到した」という。

■六本木ヒルズでタオルを使ってずぐり回し

ずぐり回し タオルでずぐり回しだ。1、2、3―。東京都港区で開かれた「六本木ヒルズお正月独楽(こま)選手権大会・こままわし教室」の伝承遊びコーナーに黒石市が参加した。観光大使で全日本独楽回し会副会長の谷伸行さんらの協力を得て樋憲市長も黒石温泉郷をPRした。

 縄の代わりにタオルを使って回す試み。予選を経て6人で決勝。練習の成果を十分に発揮し、ずぐりが見事に回転した。参加した人たちは回るずぐりに「回れ、回れ、もっと回れ!」。大成功だったようだ。
※写真は同市提供

主な掲載記事
□冬の風物詩、ずぐりの製作/津軽こけし館
□六本木ヒルズでタオルを使ってずぐり回し
□人・ひと
□平川SCが県少年新人大会優勝を報告
□鹿児島県屋久島町から中学生が浪岡に
□写真特集/田舎館村八反田地区年縄奉納
平成30年1月13日(土) きょうのメモ
黒石市
○黒石すばるの会総会|東公民館|午後2時
○男の料理教室|牡丹平公民館|午後6時30分
藤崎町
○県立郷土館連携展「加藤武夫版画展」|常盤ふるさと資料館あすか(2月12日まで)
○ふるさとカルタ大会|ふれあいずーむ館|午後1時30分
青森市浪岡
○レザークラフト体験|中央公民館|午前9時
○男の料理教室|大杉公民館|午前9時

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