津軽新報
平成28年8月18日(木)付紙面から
■来年の稲作は平年並み/黒石・大川原火流し

大川原火流し 黒石市の大川原地区で16日夜、伝統の火流しが行われた。火を付けたカヤ舟を操って川を下り、来年の稲作の豊凶を占った。

 落人伝説があり、川に火をたいて流した精霊流しが起源とされる。県無形民俗文化財。舟子(ふなこ)」と呼ばれる若者5、6人が1組となり、中野川にこぎ出した。岸辺では、はやしの一団が哀調を帯びた音色を響かせた。保存会の武差鉄雄会長は「1、3番の舟が消えそうになった。持ち直しも期待できるが、平年作」とのご託宣。

■平川市碇ヶ関御関所祭り、にぎやかに

江戸みこし運行 藩政時代のにぎわいを再現する平川市碇ヶ関御関所祭りが14、15日に開かれた。多彩な内容で弘前藩の表玄関をアピール。帰省中の家族連れらが楽しんだ。

 アメダス観測によると、この日、碇ヶ関では最高気温が30.3度。関所行列は、地区婦人会の流し踊りを先頭に、若葉会による裃(かみしも)、平賀一輪車クラブが参加。江戸みこしには関係者が応援に駆けつけ、威勢のいいかけ声で公民館、総合支所前のコースを担いだ。

主な掲載記事
□来年の稲作は平年並み/黒石・大川原火流し
□平川市碇ヶ関御関所祭り、にぎやかに
□生徒が宮古を訪問、まちづくりを考える/黒石
□「釣竿片手に…」浅瀬石川編(171)/根深誠
□藤崎町で岩木川水系の資源循環フォーラム
□黒石よされ/組踊大賞、歌って踊ろう
□黒石市運動公園プール、利用者数の記録更新
□南地方中学校駅伝(23日)出場チーム決まる
平成28年8月18日(木) きょうのメモ
黒石市
○出張子育てひろば「ま〜な」|スポカルイン黒石|午前9時
○公民館等職員研修会|追子野木公民館|午後1時30分
○東公民館宿泊体験学習|東公民館|午後1時45分(19日まで)
○こころの健康相談|産業会館|午後2時
○浅瀬石川灯籠流し|イベント会場|午後7時

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