津軽新報
平成26年7月31日(木)付紙面から
■公務中の大相撲観戦問題、辞職勧告案は否決/田舎館村

謝罪を述べる齋藤議長 田舎館村議会一部議員による視察研修先での大相撲観戦問題は議員辞職勧告決議提出まで発展した。決議は否決されたが、田んぼアートでにぎわう同村に「汚点」を残すことになった。

 29日の臨時会で議員提出の同案を採決した。賛成は決議に名を連ねた3議員。当事者3人が退席し、残る3人が反対。同数となり、議長採決の結果、否決された。提案された議員報酬、期末手当および旅費に関する条例の一部改正は、全会一致で可決。10%、2カ月間のカット。臨時会では冒頭、齋藤繁議長が村民に対して「謝罪」した。

■身近でできる防災を学ぶ/黒石社協「学ぶ防災」

第1防波堤から説明を受ける 黒石市社会福祉協議会が27日、親子防災教育「学ぶ防災」として姉妹都市の岩手県宮古市田老地区を訪問。映像などを通して防災意識を高めた。

 25人が参加。宮古観光協会の佐々木純子さんが東日本大震災で唯一残った第1防潮堤に上がり、田老地区の震災時の状況、復興段階などを説明し「防災の町、スーパー堤防と、地元も安心しきっていた。防潮堤は時間稼ぎ。自分たちの足で逃げることが何より大切」と語った。身近でできる防災は「逃げ道を知ること。駐車場には車をバックで入れていつでも出やすいように」と強調した。

主な掲載記事
□地域防災計画を修正へ、委員を委嘱/黒石市
□「釣竿片手にバスで津軽旅行」浅瀬石川編(67)/根深誠
□県小学生ソフトボール大会、平賀東が制す
□身近でできる防災を学ぶ/黒石社協「学ぶ防災」
□東北少年新人野球大会南黒支部予選の結果
□公務中の大相撲観戦問題、辞職勧告案は否決/田舎館村
□大鰐町の蔵館大湯会館で丑(うし)湯の温泉祈とう
□青森市浪岡福田のバイト作業員男(36)を窃盗などで逮捕
平成26年7月31日(木) きょうのメモ
黒石市
■こころの健康相談 産業会館 午後2時
■黒石地域稲わら有効利用推進協議会総会 市役所 午後4時
平川市
■宝くじ文化公演「日本と世界を結ぶ歌の花束」 文化センター 午後6時30分
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