津軽新報
平成26年6月10日(火)付紙面から
■仙人は三津谷さん (青森)/大鰐町万国ホラ吹き大会

仙人の三津谷さん 第19回万国ホラ吹き大会が7日、大鰐町で開かれた。県内外から10人が出場し、自慢のホラ話を披露。ニュースキャスター風で楽しい話題を提供した三津谷あゆみさん(青森市)が初出場で仙人に輝いた。

 時事ネタを組み合わせることが多く、今年はSTAP細胞をもとに活性化につなげる話題も。出場者は特徴的な衣装に身を包み、時には下ネタも出るなど、観客は大笑いしながら拍手を送っていた。大会の由来である「石の塔」参詣登山には、100人以上が参加した。山頂間近で突如現れると「すごい」と歓声。女子児童は「疲れた」といい、登頂の証しである印をもらっていた。

■「南水ワールド」全開/黒石でひとり語り

独特の南水ワールドへ 黒石市の津軽伝承工芸館で6日、熊澤南水「ひとり語り」公演が行われた。120人が太宰治の「津軽」などに耳を傾け「南水ワールド」を満喫した。

 市制施行60周年記念と銘打って行われた。先月30日に弘前入りし、県内で9公演行った「千秋楽」。「ひげの梶さん」で知られる津軽黒石観光大使・梶本晃司さんが演出した。南水は戦後、父の事業の失敗や死去で母親の故郷である西津軽郡へ。厳しい生活を送るなか、養女に請われて東京に行き、結婚、子育ての後に語りの世界に出会った。「十八番中の十八番」である樋口一葉の「十三夜」など、独特の語り口で「南水ワールド」に引き込んだ。

主な掲載記事
□いきいき放談/平川市の1級建築士、齋藤慎也さん
□尾崎獅子踊保存会(平川市)が全国シンポジウムに出演
□道の駅いなかだてで恒例のニシキゴイ品評会
□黒石市浅瀬石小学校が140周年記念運動会
□仙人は三津谷さん (青森)/大鰐町万国ホラ吹き大会
□「南水ワールド」全開/黒石でひとり語り
□青森市浪岡でクマの目撃情報が相次ぐ
□写真特集/ジュニアユースサッカー選手権
平成26年6月10日(火) きょうのメモ
黒石市
■老人福祉センター料理教室 中部公民館 午前9時30分
■献血 黒石警察署(午前10時)東奥信用金庫黒石支店(午後2時30分)
■パパ・ママスクール 西部地区センター 午後7時
藤崎町
■傾聴講座 文化センター 午後7時
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