津軽新報
平成26年5月17日(土)付紙面から
■“特A”を目指し青系「187号」田植え/農林総研

15日に行われた青系の田植え 「特A」を目指す水稲の新しい品種「青系187号」の試験栽培を続ける県産業技術センター農林総合研究所(黒石市)で田植えが始まった。手植えによる品種比較試験、20日と22日は田植え機で行われる。黒石市、平川市、田舎館村を含む県内9カ所で現地試験を行い、デビューに備える。

 米の食味で最高の「特A」を目指す同品種は「つがるロマン」に比べて出穂期、成熟期とも1日遅く、耐倒伏性は「やや強」。障害型耐冷性も「やや強」。田植えは6月5日まで続く。9月中〜下旬に刈り取りを予定。県は平成27年産でデビューさせる準備を進め、年度内には名称も決まる運び。

■県天然記念物「石割カエデ」に指定書/温湯薬師寺

県教育庁から指定書を受けた 黒石市温湯の薬師寺(小野知行住職)境内にある「石割カエデ」が県の天然記念物に指定され、15日に指定書の贈呈が行われた。小野住職によると、訪れる人が増えたといい「たくましい生命力を感じて」と話す。

 「石割カエデ」は樹高11.7メートル、幹周520センチ、根回り615センチ。樹齢は樹木医の見立てや文献などから約500年と推定される。指定事由は「幹は空洞で、表面には更新された幹や根のこぶで節くれ立ち、見るものに長年月に耐える命への畏敬の念を起こさせる。カエデとしてはほかに類例のない価値」としている。

主な掲載記事
□7月に県民スポレク、津軽南と青森市浪岡も会場に
□人・ひと
□黒石市の浅瀬石地区が自主防災訓練、より本格的に
□黒森山浄仙寺でジャズライブ、春の風物詩を目指し
□“特A”を目指し青系「187号」田植え/農林総研
□県天然記念物「石割カエデ」に指定書/温湯薬師寺
□平川市長選違反事件/山田、齋藤両被告に有罪判決
□写真特集/青森市浪岡子どもの広場
平成26年5月17日(土) きょうのメモ
黒石市
■探鳥会 東公園東側駐車場(集合) 午前5時30分
■全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部県予選 スポカルイン黒石 午前8時30分
■東雲幼稚園ハロールーム 午前9時
■ワークショップinこみせ こみせ駅 午前10時
■お山のおもしえ学校春の山野草展 午前10時(25日まで)
■美郷保育園育児講座 午前10時15分
■市議会報告会 スポカルイン黒石 午後6時
■浅瀬石地区じょんからのふる里づくり推進協議会総会 浅瀬石公民館 午後6時30分
■いきいき太極拳クラブ体験講習会 スポカルイン黒石 午後7時
青森市浪岡
■アフタヌーンコンサート「フルート&ピアノコンサート」 中世の館 午後2時
■浪岡りんご花まつり 道の駅なみおか 午後3時
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