平成25年10月29日(火)付紙面から 津軽新報
■黒石タクシーが営業停止、全従業員を解雇

営業を停止した黒石タクシー本社 黒石市を中心に約90年にわたり、住民の身近な“足”として親しまれた黒石タクシー(中村健一代表取締役)=黒石市内町=が27日、営業を停止した。1月期決算で累積赤字は約1億6000万円。申立代理人は石岡隆司弁護士(青森市)。同社は従業員41人全員を同日付で解雇した。

 28日に解雇通告を受けた社員は「きょう突然いわれた。年配者が多いけど、若い人もいる。若い人たちは生活が心配だ」と話していた。黒石市を代表する企業のひとつであり、商工会議所の三上昌一事務局長は「どのような形であれ(事業の)継続の方法を考えてほしい」と語った。

■生徒たちのあふれる熱気/平川市で県中学校総合文化祭

文化祭オープニング 平川市文化センターで25、26日、第12回県中学校総合文化祭南地方・弘前地区大会が開かれた。津軽三味線や太鼓、手踊り、ねぷたなど地域の文化を発信。さらに弁論や吹奏楽、合唱などで発表や美術、書道など展示を通じて日ごろの成果を披露し、交流を育んだ。

 開会式では「南津軽のかまり」をテーマにオープニングパフォーマンス。津軽三味線合奏(平賀東)、上十川獅子踊(六郷)、手踊り「津軽三下り」(田舎館・山本祐華さん)、ねぷた囃子(黒石)、民謡「じょんから節」(六郷中・村元梨乃さん)など地域の芸能が次々と披露された。

主な掲載記事
□5人以上の解雇激増、6社100人/黒石職安管内
□いきいき放談/黒石ダイヤモンドキッズ監督、百沢直也さん
□やきそばのまち黒石会ハワイ遠征、市長に成果を報告
□黒石タクシーが営業停止、全従業員を解雇
□生徒たちのあふれる熱気/平川市で県中学校総合文化祭
□黒石市民文化祭が開幕
□津軽伝承工芸館で「江戸職人と仲間たち」
□写真特集/第31回南黒少年野球選手権大会
平成25年10月29日(火) きょうのメモ
黒石市
■青少年顕彰「津軽新報社賞」贈呈式 松安閣 午前11時30分
■黒石市誘致・進出企業懇談会 産業会館 午後3時30分
■くろいしA&Eズンバ教室 スポカルイン黒石 午後7時
青森市浪岡
■韓国講座 浪岡中央公民館 午後1時
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