平成25年9月18日(火)付紙面から 津軽新報
■台風に伴う大雨で増水、土砂災害が相次ぐ

 16日、台風18号の北上に伴う大雨で津軽南地域は各地で河川が氾濫し、道路の冠水、住宅への浸水などの被害が相次いだ。避難指示、避難勧告が各市町村で出され、青森市浪岡地区、大鰐町ではそれぞれ100人以上の住民が避難した。

 青森市浪岡=中心部を流れる浪岡川の水位が危険水位の2.5メートルを超え、1時半には3メートルに達し、浪岡細田、平野、川合など1846世帯、4476人に避難指示を発令。中央公民館には105人、浪岡北小に32人が避難した。水位は午後6時過ぎに下がり、避難指示を解除した。

 平川市=土砂崩れや河川の増水が相次ぎ、17日午前10時現在、土砂崩れ27カ所、床上浸水14棟、床下浸水75棟。けが人はない。平川近くにある松館地区の畑では、周囲が冠水して男性1人が取り残されたが、県防災ヘリで救助。弘南鉄道は16日午後2時20分以降の列車を運休とした。

道路の冠水も各地で発生(大鰐町)
 大鰐町=町内全域の河川で氾濫の恐れがあるとして、全世帯1万880人に避難勧告を発令した。小学校、中央公民館、総合福祉センターを避難所とし、最大で124人が避難。16日午後8時現在の被害は、半壊1棟、床上浸水5棟、土砂崩れ2カ所、のり面崩壊14カ所、通行止め1カ所など。


陥没した相野富士見線(黒石市) 黒石市=土砂災害警戒情報の発表を受けて山形、六郷、牡丹平の3公民館に避難所を開設。市の調査では、陥没などで市道5カ所が通行止め、片側通行が1カ所、被害拡大を防止するための土のう設置も10カ所を数えた。農道の崩壊や、のり面壊れなどもあり、被害調査を進めている。
主な掲載記事
□写真展と映画で永瀬正敏さんが会見/津軽伝承工芸館
□いきいき放談/ABCバド5連覇、奈良岡功大君
□黒石市中心部のカラス、1200羽に増える
□浪岡中バドミントン部が全国衣を報告
□黒石市でバリ島の伝統芸能を楽しむイベント
□こみせまつりにぎわう
□台風に伴う大雨で増水、土砂災害が相次ぐ
□写真特集/スポカル番付
平成25年9月18日(火) きょうのメモ
黒石市
■グラウンドゴルフ交歓大会 運動公園 午前9時
■老人福祉センター・ラケットテニス教室 中部公民館 午前9時30分
■北地区児童センター子育てサロン 午前10時
■あけぼの保育園茶道教室 午前10時
■乳児健診 スポカルイン黒石 午後0時15分
■黒石地酒をたしなむ会例会 松安閣 午後6時30分
■リーダー育成講座 東公民館 午後7時
平川市
■猿賀神社十五夜大祭(20日まで)
■津軽みらい農協通常総代会 文化センター 午後1時30分
青森市浪岡
■梵珠山私の自然作品展 県立自然ふれあいセンター(10月20日まで)
トップページに戻る