平成25年9月13日(金)付紙面から 津軽新報
■見えない展開、観客を魅了/浪岡劇研公演

劇団員たちの見事な演技も 青森市浪岡演劇研究会(長谷川等代表)は6、7日、中世の館で第26回公演「沙汰山の縁談」を上演。劇団支木の座付き作家、田辺典忠さんの脚本を出演者が巧みな津軽弁でこなし、会場の笑いを誘った。

 浪岡にあった沙汰山をはさんで昔からけんかの絶えない2つの村に持ち上がった縁談を軸に、両家の“決め酒”の一日をユーモラスに描く。縁談がまとまりそうになると新たな問題が持ち上がる。その繰り返しのストーリー、先が見えない展開に観客はすっかり取り込まれていた。長谷川代表は「反応が良かったのでほっとしている。こちらの思いが届いていた」。

■日頃の訓練の重要性/黒石消防署で一日救急隊員

心臓マッサージを施す 弘前地区消防事務組合黒石消防署(村山潤一署長)は「救急の日」の9日、厚生病院附属看護専門学校の学生3人を一日救急隊員に任命した。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAED(自動体外式除細動器)など救命を学び、訓練を通じて救急救命業務の重要性に理解を深めた。

 一日隊員は須藤有紀さん、夏堀賢治さん、古川龍己さんの3人。須藤さんは「救急車の中は自分のわからない世界」、夏堀さんは「緊急性のある仕事は日ごろからの訓練が大事だと思った」、古川さんは「病院とは違う方法の救急救命が勉強になった」と感想。

主な掲載記事
□10月5、6日「平川麺麺街道」前売り券販売中
□ウインズ津軽で29日「パカパカパーク」行事多彩に
□大鰐スキー場、公園の指定管理者募集25日まで
□見えない展開、観客を魅了/浪岡劇研公演
□日頃の訓練の重要性/黒石消防署で一日救急隊員
□黒石市実年式、70人が出席して節目を祝う
□耕作放棄地5.8ヘクタール解消/黒石市議会一般質問
□りんご研究所肥大調査「つがる」99%、伸び悩みも
平成25年9月13日(金) きょうのメモ
黒石市
■子宮がん集団検診 スポカルイン黒石 正午
■健康づくり応援教室 中央スポーツ館 午後1時30分
■とうしん大学黒石教室 産業会館 午後1時30分
■黒石地酒をたしなむ会山形支部例会 津軽伝承工芸館 午後6時30分
平川市
■南地方中体連水泳競技 ゆうえい館 午前9時15分
■南黒地区ナイターバレーボール大会開幕 おのえスポーツセンター体育館 午後7時
藤崎町
■藤崎公民館郷土史講座 唐糸御前史跡公園 午前9時30分
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