平成25年8月18日(日)付紙面から 津軽新報
萱舟の燃え方で豊凶を占う■伝統の火流し「来年は豊作」/黒石市大川原

 黒石市の山あいにある集落、大川原地区で16日、約650年の伝統を誇る火流しが行われた。火をつけた3そうの萱(かや)舟を操って中野川を下り、来年の米の豊凶を占った。

 南北朝時代、第96代後醍醐天皇の第3皇子をかくまった信濃の豪族の子孫が落ちのび、討ち死にした霊を慰めるため、川に火をたいて流した「精霊流し」が起源とされる。外国語指導助手のイアン・ハミルトンさん(26)=アメリカ=が舟子として参加。外国人は今回が初めて。濁流にもまれ、浅瀬では全身の力を込めて舟を引く。「来年は豊作間違いなし」とのご託宣。
■北畠まつりで恒例「泣き相撲大会」/青森市浪岡

健やかな成長を願う泣き相撲 青森市浪岡北畠まつりで15日、第12回泣き相撲大会が開かれ、県内外からこれまでで最多の140人の赤ちゃんが参加。泣き声の大きさを競った。優勝は黒石市の村岡柊亜ちゃん(8カ月)。

 東西に分かれ、組ませ役の力士に抱きかかえられて土俵上で対面。先に泣くか、より大きな声で泣くと勝ち。抱かれたとたんに泣き出し、どちらもだんまりなどの取組に、会場の浪岡八幡宮土俵周りは笑いに包まれた。浪岡杉沢の石村大都ちゃん(1歳)は土俵に上がる前から大泣き。母親は「いつも泣かないのに、なにか感じ取ったみたい」と笑う。

主な掲載記事
□日曜特集/津軽音羽会「今年の漢字一文字」回顧展
□北畠まつりで恒例「泣き相撲大会」/青森市浪岡
□田舎館村の小学生が福祉施設で一日体験
□滋養強壮だ!黒石市老人福祉センターで韓国料理の試食会
□伝統の火流し「来年は豊作」/黒石市大川原
□黒石よされ(流し踊り)大賞は中部地区振興協議会
□真夏日4日連続、プールは大にぎわい/アメダス・黒石
□写真特集/黒石市民財団・楽しさ発見塾「忍者修行」
平成25年8月18日(日) 19日(月) きょうのメモ
▽18日(
黒石市
■東地区トランプ大会 東公民館 午前8時30分
■多重債務相談 市役所 午前9時
■市長杯争奪よされ弓道大会 市弓道場 午前9時30分
■黒石町内会夏まつり 町内会館 午後5時
■浅瀬石地区灯ろう流し せせらぎの水辺空間イベント広場 午後7時
平川市
■櫻田誠一杯歌謡音楽祭本選大会 文化センター 午前9時30分
■戦没者追悼式 生涯学習センター 午前10時
■県獅子踊保存会発足70年記念総会 猿賀神社 午前10時
田舎館村
■南黒地区消防協会放水競技大会 ウインズ津軽駐車場 午前9時
青森市浪岡
■コイ釣り・ブラックバス(駆除)大会 熊沢ため池 午前5時
■梵珠山日曜観察会 自然ふれあいセンター 午前10時

▽19日(月)
黒石市
■あけぼの保育園クッキング 午前10時
■黒石地域稲わら有効利用促進協議会総会 市役所 午後4時
■土濃塚隆一郎ジャズライブ 音蔵こみせん 午後6時30分
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