平成25年7月14日(日)付紙面から 津軽新報
■歴史を理解し、自然とうまく付き合う/くろいし市民大学

講師の島口氏 黒石市教育委員会の「くろいし市民大学」は10日、県立郷土館主任学芸主査の島口天(しまぐち・たかし)氏が「青森県の4つの活火山」と題して講演した。平安時代の十和田火山噴火は日本最大の規模だったこと、最近の話題で八甲田山の火山活動の監視を強化したことなど興味深い話を披露。「(歴史を)よく理解し、上手に付き合っていく必要がある」と強調した。

 岩木火山は「現在の山体を形成した活動は約30万年前に始まり、現在とほぼ同じ高さの成層火山が形成した」といい、古文書に残る活動記録は「その多くは水蒸気爆発であったようだ」と述べた。

■続く雨、リンゴには恵みも水稲は中干しに不安

津軽みらい農協の講習会 雨、雨、雨…7月に入り、黒石市の降水量はすでに平年の7月分を上回った。リンゴの肥大促進にプラス効果が確認される一方、水稲は「中干しの効果がなくなってしまう」と農家は嘆いている。

 アメダス観測によると、同市の降水量は上旬だけで108.5ミリに達し、11日に12.5ミリ、12日も午後4時までに28ミリ。すでに平年の1カ月分を上回り“梅雨末期”を感じさせるほど。中干しは根腐れや倒伏防止に向けたもので「田面に軽く亀裂が入る程度」だが、田んぼには水がたまり、講習会に参加した農家は「まだ(田んぼの)水を抜いた程度」と話していた。
主な掲載記事
□日曜特集/田舎館村田んぼアート、第3と駅がまもなく完成
□田舎館村で朝のあいさつ運動
□田舎館村「田園」未来を築く会が体験田の草取り
□黒石中の生徒が学区の小学校に防犯笛を贈る
□歴史を理解し、自然とうまく付き合う/くろいし市民大学
□続く雨、リンゴには恵みも水稲は中干しに不安
□黒石高校関東支部が総会、交流・絆を深める
□写真特集/黒石市教育研究所・夏季野外科学教室
平成25年7月14日(日)〜16日(火) きょうのメモ
▽14日(
黒石市
■クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ こみせ通り 午前9時
■金平成園特別公開 午前9時
■骨とう市 黒石神社 午前9時
■献血 中林酒店隣空き地 午前9時
■中部地区体育祭 中郷小学校 午前9時
■東地区じゃっこつかみ大会 東公民館 午前9時
■上十川地区夏祭り 上十川公民館 午後4時
■西部地区ふれあいパーティー 西部地区センター 午後5時
■浅瀬石地区ふれあいまつり 浅瀬石公民館 午後5時
■北地区夏まつり 中郷公民館 午後5時
■牡丹平地区住民交流納涼パーティー 牡丹平公民館 午後6時
■山形地区納涼ガーデン集会 津軽伝承工芸館 午後6時30分
平川市
■弘南鉄道「納涼ビール列車」 平賀駅発 午後6時28分
藤崎町
■藤崎だがしや楽校 文化センター 午前9時30分
田舎館村
■村民体育レクリエーション大会 田舎館中学校 午前8時30分
青森市浪岡
■りんどう苑夏祭り 午前11時30分

▽15日(
黒石市
■浅瀬石地区史跡保存会草刈り 舘神社(集合) 午前8時
■タナカスポーツ杯ソフトテニス大会 運動公園 午後2時
■浄土宗青森教区雅楽会定期演奏会 黒森山浄仙寺 午後2時
■黒石青年会議所・ねぷた灯ろう点灯セレモニー かぐじ広場 午後6時45分
平川市
■市連合獅子踊保存会巡回競演大会 大光寺保食神社 午前8時30分

▽16日(火)
黒石市
■人権相談 市役所 午前10時
■黒石神明宮例大祭 午前11時
■シルバー人材センター家事・介護班学習会 シルバーワークプラザ 午後2時
■市レクリエーションスポーツ祭全体会議 産業会館 午後7時
田舎館村
■献血 中央公民館前 午前10時
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