平成25年5月31日(金)付紙面から 津軽新報
■平安時代の生活を知る貴重な遺跡/黒石市「赤坂U」

平成21年度の発掘調査 県道酸ヶ湯黒石線の地方特定道路建設事業に伴い、県埋蔵文化財調査センターが進める黒石市の「赤坂遺跡U」の発掘調査で、縄文から近世以降の各時代にわたる複合遺跡であることがわかった。平安時代の竪穴建物跡や掘立柱建物跡、土坑などの遺構が重複して多数発見。「地域における平安時代の生活を知るうえで貴重な遺跡」と報告している。

 「主体は平安時代の集落跡」。掘立柱建物跡を竪穴建物跡が取り囲むように分布し「竪穴域」「掘立域」といった意図的な使い分けがうかがわれるという。竪穴建物にも注目し「2つの集団の存在が推測された」としている。
今年の題材「おいらん」が意匠■「田舎館のだぐ」第2弾が発売

 田舎館村むらおし推進協議会(会長・鈴木孝雄村長)が企画、六花酒造が製造する清酒「田舎館のたぐ」の新酒が発売された。これが第2弾。ラベルには今年の田んぼアートの題材「花魁(おいらん)」を使用。

 原材料には、田んぼアート、および周辺から収穫した「古代米」の紫米、黄米、県の奨励品種「つがるロマン」と3種類の米を使用。 24日から「村内限定」で販売を開始した。「にごり酒」よりも独特な風味で、米の旨み、酸味、にが味がほどよく調和。「舌を包むトロリ感」は、昔を思い出す味に仕上がっているという。720ミリリットル入りで1575円。
主な掲載記事
□平安時代の生活を知る貴重な遺跡/黒石市「赤坂U」
□鹿内・青森市長が浪岡地区のリンゴ農家を激励
□「田舎館のだぐ」第2弾が発売
□南地方中学校春季陸上大会
□黒石小学校140周年記念運動会「140」にちなんだ種目も
□鰐カムがつつじまつり限定で「手古奈うどん」
□枯れ草など焼く火災相次ぐ、黒石地区消防事務組合が注意呼びかけ
□写真特集/デュアスロン春イン黒石
平成25年5月31日(金) きょうのメモ
黒石市
■緑町緑寿会初夏研修旅行 弘南バス黒石駅前(出発) 午前9時
■老人福祉センター3B体操教室 午後1時30分
■井上ともやすライブ 音蔵こみせん 午後6時30分
■市子ども会育成連合会総会 水上仕出し店 午後6時30分
田舎館村
■白寿大学 中央公民館(出発) 午前8時45分
青森市浪岡
■本郷すずらんまつり 午前9時
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