平成25年5月9日(木)付紙面から 津軽新報
■国天然記念物・声良鶏の大会/田舎館村

3日に開かれた大会 県声良鶏保存協会が主催する声良鶏(こえよしどり)啼(な)き合わせ県大会初会が3日、田舎館村で開かれた。今回は県内一円から自慢の38羽が出場。美声を競いあった。残念ながら南黒地区からの入賞はなかった。

 本県原産の国天然記念物。400年以上前に市浦村十三の農民が地鶏を交配させて生まれたとされる。うたうときは全身全霊を尽くす。競技は7分間(決勝5分)。すぐに力強い声を響かせたり、声を出さずに時間切れになる鶏もあり、愛好者は一喜一憂していた。南黒支部長の中山勝晴さんによると、愛好者は減少しており「新規に飼ってみたいという人を募っている」。

■カエルの卵に触ったよ!梵珠山で春季野外科学教室

梵珠山で春を探した 黒石市教育委員会教育研究所は27日、青森市浪岡、県民の森梵珠山で春季野外科学教室を開いた。参加した児童は、ミズバショウやフキノトウなどの植物、アオゲラの巣の痕跡などを観察。春の自然に理解を深めた。

 市内の小学5、6年生、小学校教職員が対象で約20人が参加。講師は自然観察指導員の川村勝美さん。準備を整えてサワグルミの道を登った。途中にあるミズバショウの群生地でカエルの卵を触り、クリの木につくられたアオゲラの巣の痕跡を観察。3合目付近にある休憩所・六角堂付近に開花したカタクリが若干あり「きれいだね」と喜んで観察していた。

主な掲載記事
□平成24年度の解雇は4年ぶり増加/黒石職安管内
□「釣竿片手にバスで津軽旅行」浅瀬石川編(5)/根深誠
□カエルの卵に触ったよ!梵珠山で春季野外科学教室
□梵珠の森ふれあい週間、トレッキングと音楽
□国天然記念物・声良鶏の大会/田舎館村
□黒石さくらまつり、記録的遅咲きで人出は大幅減
□津軽地域消防広域化でようやく調印、7月に新組織発足へ
□写真特集/田舎館村「苗っこまつり」
平成25年5月9日(木) きょうのメモ
黒石市
■市老人クラブ連合会総会 老人福祉センター 午前10時30分
■黒石高校後援会役員会・総会 富士見館 午後5時
トップページに戻る