平成25年4月9日(火)付紙面から 津軽新報
■リンゴの雪害、普通樹で被害大きく/黒石市

剪定作業を急ぐ農家(5日、黒石市) 記録的な豪雪によるリンゴの被害は、わい化樹より普通樹で大きいことが黒石市農業生産推進本部の雪害調査でわかった。融雪が進み、来週再び調査を行うほか、きょう9日には雪害状況視察で農林水産省および東北農政局が来黒。市議会経済建設常任委員会も9日、現地を視察する。

 4日の会議で3月22日に行った雪害調査を説明した。普通樹の被害が目立ち、本数ベースで「少」は23.1%、「中」は30.8%、「多」は12.8%に達した。雪が多く、調査できなかった園地が多いため、来週(15日ころ)再び行う。中南県民局、農協などとの合同調査だ。
■残雪が残る中で福寿草が顔を出す/黒石市

花を咲かせた福寿草 黒石市大川原で春の訪れを告げるフクジュソウが咲いた。陽光をいっぱいに浴びながら鮮やかな黄金色の花を咲かせ、地域住民の目を楽しませている。

 昨年に続く豪雪で、4月に入っても斜面にはたくさんの雪が残っており、雪が消えた上部から花を咲かせていた。例年は3月に満開を迎える。暖かい日となった5日、太陽の光をいっぱいに浴びた子どもの握りこぶし大の愛らしい花があちこちに広がり、春うららの光景を描いていた。7日は黒石市の小・中学校で入学式が行われ、新1年生が真新しいランドセルを背負って元気よく初登校。期待を胸に膨らませながら学校生活をスタートさせた。

主な掲載記事
□いきいき放談/写真展「こころの森」米坂恵子さん
□リンゴの雪害、普通樹で被害大きく/黒石市
□和風レストラン「花のや」が5月末で閉店へ、15年の区切り
□27日から「おのえ花と植木まつり」(平川市)
□小・中学校で入学式、厚生病院看護専門学校でも決意新たに
□青森市長選/予想の2氏が届け出
□雪が残る中で福寿草が顔を出す/黒石市
□写真特集/津軽みらい農協の施設でトマトの育苗作業(黒石市)
平成25年4月9日(火) きょうのメモ
黒石市
■市食生活改善推進員会総会・20周年式典 津軽伝承工芸館 午前9時30分
■黒石商工会議所理財・情報産業部会 産業会館 午前10時30分
■東地区連絡協議会理事会 東公民館 午後6時30分
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