平成25年4月6日(土)付紙面から 津軽新報
■高齢者の安否確認“見守り宅急便”開始へ/黒石市

 高齢者世帯の安否確認・見守り事業として今年度初めて“見守り宅急便”を行うことになった黒石市は、12日に宅配業者と契約締結式を行い、事業をスタートさせる。「全国に先がけて行う事業」(鳴海広道市長)といい、市から委託を受けた業者が市の刊行物を直接手渡して安否を確認する。65歳以上のひとり暮らし約900世帯を予定している。

 鳴海市長は3月議会で「これらの事業を地域住民、行政、民間事業者が一体となって行うことで、見守り活動が広がり、活動の底上げが図られ、孤立化防止につながると期待する」と強調した。


■まち、むらが消える…!?津軽南5市町村の将来推計人口

 津軽南地域5市町村の将来推計人口が厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所から発表になった。30年間に3万7000人以上も減少するというショッキングな推計だ。まち・むらが次々消えるのに匹敵するような急激な減少。しかも少子高齢化が進み、市町村に大きな課題を突き付ける。

 27年後の2040年、黒石市は2万2412人、平川市は2万2632人になるとしている。推計では、平川市が黒石市を上回ることになる。大鰐町は5765人に減少。田舎館村も5385人。少子高齢化がさらに進む。大鰐町の老年人口は2040年に47.1%に達するとしている。


主な掲載記事
□まち、むらが消える…!?津軽南5市町村の将来推計人口
□人・ひと
□黒石市青山に音楽スタジオ「PLUS」オープン
□浪岡自治区地域協議会でごみ処理説明、黒石地区組合を脱退へ
□高齢者の安否確認“見守り宅急便”開始へ/黒石市
□春の全国交通安全運動(6日から)で黒石署と団体が街頭指導
□黒森山ウオーキングセンターで“よねちゃん”の写真展
□写真特集/平川市美術会
平成25年4月6日(土) きょうのメモ
黒石市
■山形地区母親クラブカーブミラー清掃 山形公民館(集合) 午前8時
■こみせ駅雪室リンゴ即売 午後2時30分
■追子野木地区子ども会育成連合会総会 追子野木会館 午後6時30分
■女性防火クラブ総会 レストラン御幸 午後6時30分
■正調黒石ねぷたばやし講習会 中央スポーツ館 午後7時(7日)
平川市
■世界一の扇ねぷた運行実行委員会総会 平賀農村環境改善センター 午後6時30分
大鰐町
■春の全国交通安全運動安全祈願祭 午前6時30分 大円寺
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