平成25年4月3日(水)付紙面から 津軽新報
■田舎館地区で五穀豊穣(ほうじょう)を願う「ボノ神送り」

子どもたちが元気にまわる 五穀豊じょう、悪疫退散を願う「ボノ神送り」が31日、田舎館村田舎舘地区で行われた。まだ残雪があちこちで見られるなか、浴衣などを身にまとった子どもたちは「太刀振り」や「荒馬」を披露。元気いっぱいに地区内を行進した。

 小学校低学年は花笠に浴衣姿で竹刀を振りかざす「太刀振り」、高学年は「ささら」という楽器の音にあわせ跳びはねる「荒馬」を披露。育成会の「お殿様」に「家来」「天狗さま」、道化役の「おがしこ」などの行列が最後列に陣取り、全体に太鼓の響きや子どもたちの元気な声がこだました。
■大鰐町で新たなスタートを切る福島県出身の水木さん

水木さん(紙面とは違う写真を掲載しています) 新年度が始まり、大鰐町に採用された7人の中で、企画観光課に配属された水木真喜子さんは福島県出身。東日本大震災と原発事故で夫の実家がある同町に2人の子どもと避難してきた。

 町職員の採用試験は家族からすすめられたという。「試験までの間、必死に勉強した。(合格して)一生分の運を使い果たした」と笑顔で語る。「お世話になった大鰐町に恩返しがしたい」と語る。「地理的にまだわからないので、町を知ることから」と目標を立てる。「県外の私から見てワニが入る町名は印象的。それをからめて…」と、活動的な人柄をのぞかせる。
主な掲載記事
□青森市浪岡庁舎周辺整備、公民館は平成26年に完成予定
□黒石市小学生バドミントン教室が終了、上達ぶりを喜ぶ
□田舎館村アイナック株主総会、田んぼアート第2アート効果も
□平川市社会福祉協議会25年度計画、内部けん制など体制強化へ
□平川市の新エネ事業研究会が木質バイオマスで売電事業へ
□田舎館地区で五穀豊穣(ほうじょう)を願う「ボノ神送り」
□大鰐町で新たなスタートを切る福島県出身の水木さん
□写真特集/黒石市東地区、昔ながらの「赤飯づくり」
平成25年4月3日(水) きょうのメモ
黒石市
■乳児健診 スポカルイン黒石 午後0時15分
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