平成25年3月23日(土)付紙面から 津軽新報
■早春を告げるバッケ(フキノトウ)が顔を出す

顔を出したバッケ 21日は真冬に逆戻りの天候となったが、春の気配は日に日に濃さを増している。平川市で19日、早春を告げるバッケ(フキノトウ)が顔を出した。

 県道大鰐浪岡線沿いで確認したバッケは20個ほど。このうち、ひとつだけ開花した。近くでは施設の温排水が流れるため、その暖かさも手伝ったようだ。芽を出した場所は県道の歩道から低い場所にあり、散歩している人がようやく見つけられる状態。陽気で雪解けも一気に進んだが、20日夜には再び冬の寒さが戻り、20センチ近く積雪が増えた。雪片付けに追われる市民からは「さすがに(雪は)もう終わりだろう」の声も。
■平川市無形文化財「ボーノ神送り」/平田森

わら人形をつくる参加者たち 平川市平田森で17日、市無形文化財「ボーノ神送り」が行われ、保存会会員らがわら人形をつくり、村はずれの4カ所に立てて悪病退散、五穀豊穣などを祈願した。

 50〜60センチの人形は男女4組。頭と胴体、手と足、腰に巻きつける蛇腹に男性用の刀、女性用の弓矢、顔になるお面―と分担して作業。おはらいを済ませ、行列をつくって集落内を巡った。太鼓のはやしで列を知らせながら、4カ所に御幣と男女1組の人形を立て、御神酒を振りかけて悪疫退散、五穀豊穣、家内安全を祈願した。
主な掲載記事
□やきそばのまち黒石会が今秋、ハワイでPRへ
□人事異動(黒石市、平川市、教職員、津軽みらい農協)
□夏の本番に向けてねぷたばやし講習会がスタート/黒石市
□頭の体操と親睦、黒石市東地区でマージャン大会
□青年農業士・農業経営士の期間満了祝賀会
□平川市無形文化財「ボーノ神送り」/平田森
□早春を告げるバッケ(フキノトウ)が顔を出す
□黒石市花巻など234戸で停電、約2時間後に復旧
平成25年3月23日(土) きょうのメモ
■小学校卒業式▽平川市=金田、猿賀
黒石市
■黒石古文書解読講座 勤労青少年ホーム 午後1時30分
■上十川地区婦人クラブ 上十川公民館 午後6時30分
■スポカルイン黒石ヨガ教室 午後7時
平川市
■チェロと語りのコンサートinひらかわ 文化センター 午後2時
大鰐町
■鰐コン 鰐come 午後6時30分
青森市浪岡
■アフタヌーン・コンサート 中世の館 午後2時
トップページに戻る