平成25年2月16日(土)付紙面から 津軽新報
■財政難で市民文化会館一部再開は見送り/黒石市

休館状態の市民文化会館 平成25年度予算案の編成で急浮上した市民文化会館一部再開について、黒石市は見送る方針を固めた。深刻な財源不足、厳しい財政状況が続き、一部再開に向けての工事着手は不可能と判断した。

 厳しい財政状況が続き、24年度予算は財調基金3億3000万円を取り崩して編成。加えて記録的な豪雪で除雪対策費などを2度にわたって2億円を専決処分し、基金を充当した。25年度予算案も約3億5000万円を取り崩さなければならず、基金は目減りするばかり。財政再建の“危険ライン”に近づくことを警戒している。
■プロテオグリカン配合果実ゼリーを商品化/青森りんごランド

市長に説明する津川社長 黒石市高舘の青森りんごランド(津川登社長)は14日、鳴海広道市長を表敬し「6次産業化法」に基づく認定事業で商品化したプロテオグリカン配合の果実ゼリーを披露した。

 昨年度、農水省「6次産業化法」の認定を受け、サケ鼻軟骨由来で健康食品や化粧品への利用で注目される複合多糖「プロテオグリカン」を活用した商品開発を進めてきた。リンゴやブルーベリー、ラズベリーがあり、商品名は「あおもり果実のゼリー」。津川社長によると、ゼリーの微妙な固さに苦労したという。1個300〜500円を見込む。大阪で開催される商談会で披露し、3月末から酸ヶ湯温泉で販売予定。インターネット販売も計画している。
主な掲載記事
□安政江戸地震と黒石藩江戸藩邸(2)/篠村正雄
□青森市浪岡で恒例やぶこぎ大会
□各地で雪まつり、冬のイベント
□黒石地区消防事務組合/防火作文特選作品
□財政難で市民文化会館一部再開は見送り/黒石市
□プロテオグリカン配合果実ゼリーを商品化/青森りんごランド
□黒石病院で手術ミス、後遺症の患者側と2500万円で和解
□写真特集/碇ヶ関学童スキーリレー大会
平成25年2月16日(土) きょうのメモ
黒石市
■中弘南黒U−16小学生フットサル大会 スポカルイン黒石 午前9時
■黒石東小学校リトルステップコンサート 午後1時
■黒石じょんから宵酔酒まつり 産業会館(受付) 午後6時15分
平川市
■猿賀神社七日堂大祭 正午
藤崎町
■町図書館おはなし会 午前10時
■社会福祉大会 文化センター 午後0時30分
青森市浪岡
■浪岡スポーツ少年団冬季フェスティバル 浪岡体育館 午前9時30分
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