平成24年12月11日(火)付紙面から 津軽新報
■厳寒の闇に極彩色の武者絵/平川ねぷた冬の陣

雪の中で勇壮に練り歩く世界一の扇ねぷた 平川市「平川ねぷたまつり“冬の陣”」が9日、平賀駅前通りで行われた。高さ11メートルの「世界一の扇ねぷた」をはじめ、9台の勇壮な武者絵が寒さを吹き飛ばす熱気で威風堂々と練り歩き、観光客は県内唯一の冬のねぷた運行を堪能した。

 柏木町ねぷた愛好会が先陣を切り、扇と人形が市役所本庁舎前から弘南鉄道平賀駅に向けて次々と出陣。各団体が「ヤーヤドー」の勇ましい掛け声と情緒豊かな囃子(はやし)の音色を響かせ、厳寒の闇に浮かび上がる鮮やかな極彩色の武者絵に、沿道に詰め掛けた観衆たちが盛んに拍手を送った。

■災害時の役割を再確認/西目屋・田舎館赤十字奉仕団交流会

炊き出し訓練 田舎館村で6日、西目屋村・田舎館村赤十字奉仕団交流研修会が開かれた。実習の炊き出し訓練や講話などを通じ、改めて自分たちの役割を理解した。

 両村あわせて約60人が参加。研修は、実習として災害時などに有効な炊き出し訓練。ハイゼックスという耐久性の優れた材質を使った袋に米1合と水を入れ、鍋で20分ほど煮るとごはんが出来上がるもので、参加者たちは講師の説明を聞きながら取り組んだ。弘前大学名誉教授の田中和夫氏が「地震よもやま話」を演題に講話。参加者たちは、それぞれ研修会で学んだことを今後の活動に生かそうと決意を新たにしていた。
主な掲載記事
□いきいき放談/県りんご協会品評会第一席・工藤峰之さん
□黒石署と関係団体が交通死亡事故非常警報
□黒石温泉郷観光馬車の凛ちゃんがサンタに
□田舎館UCが岩手県一輪車大会グループ演技で2位
□災害時の役割を再確認/西目屋・田舎館赤十字奉仕団交流会
□厳寒の闇に極彩色の武者絵/平川ねぷた冬の陣
□青森市浪岡で空き家の小屋を焼く
□青森市浪岡で19歳女性の軽自動車が側溝に転落し、重傷
平成24年12月11日(火) きょうのメモ
黒石市
■農業簿記講座 スポカルイン黒石 午前10時
■健康教室 上十川公民館 午後1時
■黒石商工会議所臨時議員総会 産業会館 午後4時
■牡丹平地区名画座 牡丹平公民館 午後7時
藤崎町
■地域福祉座談会 常盤老人福祉センター(午前10時)水木ふるさとセンター(午後1時30分)
■藤崎保育所地域子育て支援センターもちつき会 午前10時

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