平成24年11月13日(火)付紙面から 津軽新報
■全日制廃止の尾上総合高校で閉課程式典

校歌を斉唱する生徒たち 今年度末で全日制が廃止となり、来年度から3部制の定時制校となる平川市の尾上総合高校(永川信子校長)で10日、実行委員会による式典が行われた。全日制は14年で歴史に幕を閉じることになったが、在校生や卒業生らは思い出の詰まった学びやに感謝し、新たな出発に期待した。

 平成11年4月、津軽地域では初の総合学科設置校として開校。全日制総合学科と昼間部定時制普通科のほか、北斗高校通信制分室として通信制も設置された。部活動ではウエイトリフティング部が県高校総体で数階級を制し、バレーボール部も準優勝。演劇部も東北大会出場を果たした。

■黒石ろうあ協会が“まちなか散策”身近な歴史に触れる

身近にある文化財を学んだ 黒石ろうあ協会(小山内裕子会長)は3日、初めての試みとして“まちなか散策”を行った。市と市教委が手話通訳と説明に協力。新たな発見を喜び「機会があれば、もっと学びたい」という意見も聞かれた。

 7月に出前講座を開催し、市は教委文化課の鈴木徹学芸員を講師として派遣。「実際に、この目で見たい」の声があり“まちなか散策”が実現。黒石神社、感随寺、第3消防屯所、中町の高橋家住宅、鳴海家住宅を歩きながら見学。鈴木学芸員が説明にあたり、原田さんが手話通訳した。会員は「大変よかった」と喜び「春にもう1回計画したい」との希望もあるという。
主な掲載記事
□いきいき放談/田中稔賞、平川市の工藤憲男さん
□黒石市運動公園テニスコートの改修工事が始まる
□「税に関する高校生の作文」/黒石税務署長賞、斎藤雛子さん
□雨続く中、リンゴ主力品種「ふじ」収穫が最盛期
□黒石市老人福祉センター利用者が弘前実業高校家庭科学科と交流会
□全日制廃止の尾上総合高校で閉課程式典
□黒石ろうあ協会が“まちなか散策”身近な歴史に触れる
□写真特集/中野もみじ山「日本奥地紀行」朗読会
平成24年11月13日(火) きょうのメモ
黒石市
■商工会議所理財・情報産業部会 産業会館 午前11時
■1歳6カ月児健診 スポカルイン黒石 午後0時30分
■老人福祉センター踊り教室 午後1時30分
平川市
■商工会日本政策金融公庫融資相談会 商工会館 午前10時
■精神科疾患家族教室 健康センター 午前10時
■日の出保育園子育てひろばマミークラブ 午前10時
大鰐町
■弘前国道維持出張所安全祈願祭・出動式 大鰐除雪ステーション 午前9時30分
青森市浪岡
■いきいき料理教室 総合保健福祉センター 午前9時30分

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