平成24年10月6日(土)付紙面から 津軽新報
■ようやくシーズン?サモダシが並ぶ/黒石市花巻

ようやくサモダシが並び始めた 記録的な残暑で出回りの遅れが伝えられていたキノコが、ようやく店頭に並びだした。「やっと出た!」と早々に買い物客の手が伸びている。

 黒石市花巻の「あっぷるはうす」では4日朝、今シーズン初めてのサモダシ(ナラタケ)が並んだ。粒ぞろいで1パック400円。「この近くの山で採れたもの。昨年に比べ、かなり遅い」という。並んだ10パックはアッという間に完売、お客さんも心待ちにしていたことをうかがわせた。「今度いつ入荷するか不明。そろそろ涼しくなったので、次々に入荷するのでは…」と豊作に期待。

■県重宝・法眼寺の鐘楼堂が修復工事/黒石市

もうすぐ屋根のふき替えが始まる 黒石市山形町の法眼寺(村瀬修二住職)が、県重宝である鐘楼堂の修復工事を進めている。かやぶき屋根のふき替えを含めて年内に完成の運び。

 法眼寺境内にある鐘楼堂は、延享3年(1746)、黒石津軽家や檀信徒によって建立。市教育委員会発行の「黒石の文化財」によると、黄檗(おうばく)禅宗であるため、同じ県重宝である本堂とともに県内で珍しい「唐風造り」。高さが7.2メートルで、形のよい「宝形造り」のかやぶき屋根が特長。梵鐘は棟方志功の仏画として有名だ。昨冬の記録的な豪雪で被害。雨漏りもあり、修復に踏み切ったという。
平成24年10月6日(土) きょうのメモ
黒石市
■RSA祭り 上十川公民館 午前9時
■アリス保育園秋のふれあい遠足 午前9時30分(出発)
■未来の青森県を担う若人育成講座 勤労青少年ホーム 午前10時
■東英中学校「東英祭」 午後2時30分(7日まで)
■銀河宇宙探検隊移動学習 市役所(集合) 午後4時50分
藤崎町
■緩和の集い 文化センター 午後1時30分
青森市浪岡
■竜飛崎・野鳥の渡り観察会 県立自然ふれあいセンター(出発) 午前9時

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