平成24年9月26日(水)付紙面から 津軽新報
■献穀米の苅穂祭、作柄に期待/田舎館村

21日に行われた苅穂祭 新嘗祭(にいなめさい)の精米献穀者になった田舎館村東光寺にある福原七太郎さん(66)の水田で21日、皇居へ献納する献穀米の苅穂祭(かりほさい)が行われた。福原さんと津軽みらい農協職員らがすげ笠に白装束姿の早男、早乙女に扮(ふん)し「つがるロマン」を丁寧に刈り取った。

 新嘗祭は11月に行われる皇室行事で、各都道府県の献穀者が新穀物を奉納。福原さんは「天皇陛下の健康状態があまり思わしくないように聞いているので、元気を取り戻してくれれば」と期待した。

■藩祖・信英公の御神忌350年祭/黒石神社

「大学」の奏上 黒石神社(津軽承公宮司)で22日、黒石藩祖で神社の祭神である津軽信英(のぶふさ)公の御神忌350年祭が行われた。献茶の儀、大学奉読などの奉納行事を行いながら信英公の遺徳をしのび、黒石の発展を祈願した。

 献茶の儀では、津軽宮司が崇敬会から濃茶と薄茶を受け取り、神前に供えた。儒学書「四書五経」の「大学」を奏上した。信英公が師と仰ぐ山鹿素行(やまが・そこう)が儒教を説き、「大学」を奏上するよう残したことに由来する。津軽宮司は「これからも市民の理解をいただき、祭典を絶やさず、黒石神社、市民、黒石のため頑張りたい」と述べた。
平成24年9月26日(水) きょうのメモ
黒石市
■黒石市法人会金融安定化法終了緊急直前対策講座 スポカルイン黒石 午後1時30分
■市農業者年金協会役員会 赤提灯 午後4時
■ふるさと研究会例会 夢工房 午後7時
平川市
■困りごと相談所 健康センター 午後6時

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