6月1日付

■「ふじ」にカラマツ*レ立つ

摘果作業をする生産者 肥大の促進に向けてリンゴの摘果が本格化してきた。主力品種の「ふじ」に受精しない“カラマツ”が目立つといい、事態を重視した津軽みらい農協は調査を始める方針だ。収量に影響するためだ。

 黒石市の農家は「カラマツが多いので、落果剤を散布しようと思ったけど、心配になって(散布を)やめた」と説明する。収量に影響するほどの多さだという。農協は、開花中の低温でマメコバチの活動が鈍く、花芽不足が深刻だった昨年、成らせ過ぎたことが要因とみている。「6月1日の定例調査でも調べることになるだろう」(営農経済本部)と説明している。

■閉校記念植樹、頂上は「久遠の丘」と命名

「久遠の丘」に植樹する生徒たち 弘前南高校大鰐校舎は来年3月の閉校を前に、茶臼山公園でツツジの記念植樹を行った。全校生徒33人は思いを込めて町の花であるツツジを植えた。

 大鰐温泉観光協会、全国つつじの小径愛好会、町建設課などが協力。昨年完成した見晴台がある頂上にツツジ100本、環境整備された斜面にオオヤマザクラが植えられた。生徒会長の粟島圭介さん(17)は「ひとりひとりを思いやり、助け合い、いい経験にしたい」と語った。頂上は、生徒会が中心になって「久遠の丘」と命名、看板が設置された。


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